ブログ記事を使ってコンテンツSEOを実施していく時に気になることとして、
クライアントからもよくご相談いただくのは、投稿した記事をそのまま放置したままで良いのか?という点です。
例えば、
・過去の記事の情報が古くなったら、、
・上位サイトより、情報量が明らかに少ない、、
・表示順位が、2〜3ページ目(11〜30位付近)で、アクセスがほとんどない、、
このような悩みを抱えている方がいます。
私からのご提案は、投稿の「ブラッシュアップ」です。
ここで言うブラッシュアップとは、投稿しているコンテンツ(記事)に、さらに読者に役に立つ情報を盛り込むことによって、評価をさらに高める施策を指します。
要は、今の内容よりも、さらに内容を充実させて評価をあげましょう!という施策です。
目次
投稿の内容を充実させたら、検索順位は上がるのか?
ここで、大事なことは、内容を充実させたら、今よりも順位は上がるのか?という疑問です。
「必ず、◯位上がる!」
「1位を取れる!」
とは言えませんが、検索順位は上昇する傾向にあります。
次から、7つの施策をご紹介させていただきます。
得意なこと、苦手なこと、みなさまそれぞれ特性をお持ちだと思いますので、かんたんに取り組めるものから実践してみてはいかがでしょうか?
ほんのちょっとした追加・修正の作業でも、Googleさんは目を光らせて見てくれています。
SEO対策の成果がでない、、と嘆いている時間があったら、1文字でも多く情報を追加して、読者の役に立つように取り組んでみてくださいね。
では、私や、私のクライアントが実践し、成果が出ている7つの手法についてご紹介します。
1.投稿に文字を追加する(300文字程度から〜)
投稿に文字情報を追加して、更新をするという手法です。
単に「追加すれば良い」というものではなく、役立つ情報を増やしてくださいね。
文字数は、SEO対策を行う上で非常に大切なので、文字量を増やすことで検索順に良い影響を与えることが確認されています。
新規投稿の場合はもちろん、過去に投稿した記事に対しても有効です。
追加する情報の事例
・最新情報を追加
・古くなってしまった情報の更新
・専門用語を使っている場合は、初心者がわかるように説明を添える
・より詳しく解説する
・お客様の声を追加する(可能であればお写真付きで)
・成果の事例を書く
・統計情報、アンケート情報を記載する
・研究、分析の成果を添える
など
2.投稿へ内部リンクを貼る
2つ目は、内部リンクを貼るという手法です。
「内部リンク」とは、自分のホームページの記事から、同じく、ご自分のホームページの記事に対してリンクを貼ることを指します。
上記の図で言うと、「記事B」から「記事A」に対して内部リンクを貼った場合、評価が上がるのは「記事A」の方です。
リンク先のページに、アンカーテキスト(リンクが貼られている部分のテキスト)に含まれているキーワードの評価がアップすると言われています。
内部リンクを貼る時の大事なポイント
・関連の深い記事同士で、リンクを貼り合うことがおすすめです。
(読者が興味のある記事を予測して、サイトの中で紹介する)
・アンカーテキスト(リンクが貼られた部分のテキスト)を最適化する
(※青文字の部分にリンクが貼られているとして)
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3.キーワードの出現率を調整する
投稿の中で使われている、上位対策するキーワードを意識して多く出現するように調整をします。
SEO対策をしているキーワードが、あまり記事の中で使われていなかった、、、
という場合は効果が高いです。
「SEOチェキ」、または「オホーツク」というキーワード出現率をチェックするツールを使い、使用頻度が低い場合は1〜5%を目安にして意識的に追加をしてみてください。
キーワードの出現率を調整するときの注意点
・キーワードの個数が優先となってしまい、不自然な仕上がりにならないように注意しましょう。
・大事なのは「自然」であること。
(例えば、これ、あれ、それ などの代名詞を、主語に変えるだけでも効果があります。)
4.表・イラスト・写真・動画を追加する
テキスト情報、数字の表示だけでは伝わりにくいことは、表現方法を変えてみましょう。
読者さんの満足度が変わり、結果的に検索順位に好影響を与えます。
例えば、
「数字」の表現だけで伝わりにくいことは、表、イラスト、動画で表現をしてみると好影響です。
これは、文字情報が不要 という意味ではありませんので、
「テキスト情報+動画」など両方を上手に活用するなど、臨機応変にコンテンツを作ってみてください。
参照記事
「表・グラフ」は、パワーポイントで作成し、画像でダウンロードするとワードプレスに投稿ができます。
パワーポイントを活用して画像を作成する方法は「パワーポイント」バナー画像の作り方実践!サイドバー・フロントページを彩る画像を作るで解説していますので、よろしければ参考にしてみてください。
表・イラスト・写真・動画を追加する要点
・文字情報だけでは伝わりにくい場合、表・イラスト・写真・動画を活用する。
・文字情報も活用する
5.本文に装飾を加える
赤文字、太字、黄色の背景のマーカーなどを活用して、記事の中に装飾を加えてください。
読者さんが、
・記事が 読みやすい
・要点を 把握しやすい・理解しやすい
ことを重視してみてください。
全部大事だからと言って
・赤文字ばかり、、、
・マーカーばかり、、、
・太字ばかり、、、
ということが無いようにしましょう。
ホームページに訪問してくれた方に“おもてなし” をするように編集することを意識してください。
装飾をする時の注意点
・装飾をしたことで、逆に読みにくくなるような過剰な装飾をしないこと
・「太字(strongタグ)」の設定ルールを守ること
参照記事
太字に付け方については、ブログで太字の使いすぎは危険?!タグで調整するSEO対策で解説しています。
6.タイトルのキーワード位置調整
投稿のタイトルは、SEO対策において重要です。
上位対策するキーワードは、タイトルの前の方(左側)に出現するように調整してみてください。
(事例)「SEO対策 出現率 キーワード」の記事タイトルの場合
改善前
SEO対策ゼロからはじめる初心者向け【キーワード出現率を10分で最適化できた】
タイトルの前半に表示されるように改善します。
▼
改善後
【SEO対策でキーワード出現率を10分で最適化できた】ゼロからはじめる初心者向け
タイトルの改善をする時の注意点
・不自然なタイトルにならないようにしましょう。
・「どんな良いことがあるか」理解できるタイトルにしましょう。
7.サイトの速度を確認・改善する
サイトの表示速度をチェックし、問題がある場合は改善をしましょう。
検索結果に表示されたサイトをクリックして、コンテンツが表示されるまでに時間がかかると「離脱(このサイトは心地よく見れないから、見るのやめる)」に繋がります。
Googleの方針には、「スピードの重要性」について書かれています。
遅いより速いほうがいい。Google は、ユーザーの貴重な時間を無駄にせず、必要とする情報をウェブ検索で瞬時に提供したいと考えています。自社のウェブサイトにユーザーが留まる時間をできるだけ短くすることを目標にしている会社は、世界中でもおそらく Google だけでしょう。Google は、Google のサイトのページから余計なビットやバイトを削ぎ落とし、サーバー環境の効率を向上させることで、自己の持つスピード記録を何度も塗り替えてきました。検索結果の平均応答時間は 1 秒足らずです。Google が新しいサービスをリリースするときには、常にスピードを念頭に置いています。モバイルアプリをリリースするときも、新時代のウェブにふさわしい高速ブラウザの Google Chrome をリリースするときも同じです。今後も、さらなるスピードアップを目指して努力を続けていきます。
サイトを表示する速度をチェックして、改善をすることをオススメします。
1.PC・スマホサイト用「Page Speed Insight」
2.スマホのスピードチェック「Think with」
モバイルサイトの読み込み速度とパフォーマンスをテストするツールです。
最後に
いかがでしたでしょうか。
投稿した記事を、さらに上位表示させるためにできる施策として7つのポイントをご紹介させていただきました。
公開済みのコンテンツの評価を、さらに引き上げる7つのポイント
1.投稿に文字を追加する(300文字程度から〜)
2.投稿へ内部リンクを貼る
3.キーワードの出現率を調整する
4.表・イラスト・写真・動画を追加する
5.本文に装飾を加える
6.タイトルのキーワード位置調整
7.サイトの速度を確認・改善する
SEOに強いブログ記事の投稿方法については、「SEO対策を実践するブログ記事」の書き方でご紹介しています。
また、投稿をする時の設定については、SEO対策で評価されるブログ記事の「投稿方法」3STEPで、手順を解説しています。
よろしければご覧ください。