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noindexタグの正しい使い方|SEOに効果的な設定方法と注意点

ウェブサイトを運営する中で、特定のページを検索結果に表示させたくない場合に有効なのが「noindexノーインデックス)」タグです。

このタグを適切に設定することで、不要なページが検索エンジンにインデックスされるのを防ぎ、サイト全体のSEO評価を最適化することができます。

検索エンジンは、「クローラー」というプログラムを用いてウェブサイトを巡回して、情報を収集してインデックス(データベースに登録)します。

しかし、すべてのウェブサイトのページがインデックスされるわけではありません。サイトの運営管理者が特定の指示を出すことで、検索エンジンの動作を制御することが可能です。

事例としては、

  • 情報の古い昔の記事なので、クローズしたい
  • 広告用のLPなので、正確な計測のため自然検索での流入はなくしたい

このようなケースでは、ページを検索エンジンに表示させないための施策が必要です。

その指示の一つが「noindex」タグです。

noindexタグの設定方法

noindexタグの設定方法は、大きく分けて以下の2つの方法があります。

1. HTMLの<head></head>にmetaタグを追加する

HTMLファイルの<head></head>のタグ内に、以下の「metaタグ」を記述します。

<meta name="robots" content="noindex">

この設定をすることにより、Google、Yahoo、Bingなどの検索エンジンのクローラーは、このページをインデックスしないようになります。

ただし、このページがすでに検索結果に表示されている場合は、再クロールされるまで反映されません(インデックスされたままになる)。

2. ワードプレスの場合は、プラグインを使うと簡単設定できます

ワードプレスで表示しているページなら、プラグイン(拡張機能)を使うと設定が簡単です。

今では、デザインテーマに初期装備されていることがありますが、ない場合は「All in One SEO」というプラグインを使うと、ページ単位で「noindex」の設定が可能です。

プラグイン「All in one SEO」

プラグインをインストールすると、各ページ下に「AIO SEO設定」という項目が追加されます。

「高度な設定」>「ロボット設定」>「デフォルト設定を使用」を解除します。

次に、「Robots メタ:」の中の「インデックスなし」にチェックを入れて、ページを更新保存すれば完了です。

noindexタグを使用すべきケース

noindexタグを設定することで、検索エンジンにインデックスさせる必要のないページを適切に管理できます。

以下のようなケースでは、積極的に導入すると良いでしょう。

  • 重複したコンテンツ サイト内で類似したページが複数存在する場合、それぞれがインデックスされるとSEO評価が分散し、検索順位に悪影響を及ぼすことがあります。ページを新たに作り直したような場合でも設定しましょう。
  • 品質の低いページ コンテンツが乏しい、または一時的な情報のみを掲載しているページは、検索エンジンにインデックスさせる価値が低いため、noindexを設定することでサイト全体の評価を守ることができます。
  • 管理画面やプライベートページ 会員専用ページや管理者用ページが検索結果に表示されることは望ましくありません。こうしたページにもnoindexを適用しましょう。パスワード保護も併用しましょう。
  • 検索結果ページ サイト内の検索機能で生成されるページは、通常、ユーザーにとって有益な情報ではないため、検索エンジンのインデックス対象から外すのが一般的です。

noindexタグを使用する際の注意点

1. robots.txtとの関係に注意

robots.txtで「Disallow」設定をしてしまうと、検索エンジンのクローラーがページにアクセスできなくなり、結果としてnoindexタグも認識されません。

noindexタグを適用したいページには、robots.txtでクロールを許可するように設定することが重要です。

2. 意図しないページをnoindexしない

設定間違い等で、意図せず重要なページに誤ってnoindexタグを設定すると、検索結果からページが消えてしまいます。

ユーザーの流入が減少する可能性があります。適用前に必ず対象ページを確認しましょう。

専門家に依頼するもの手段の一つです。

3. noindexが反映されるまで時間がかかる

検索エンジンは、noindexタグを設定したページを即座にインデックスから削除するわけではありません。

Googleのクローラーが再訪問し、変更を認識し、反映される。それまで時間がかかるため、反映を確認するにはGoogle Search Consoleなどのツールを活用すると良いでしょう。

まとめ

noindexタグを活用することで、検索エンジンに不要なページをインデックスさせず、サイトのSEOを最適化できます。しかし、設定を誤ると重要なページまで検索結果から消えてしまうリスクがあるため、慎重に適用することが大切です。

適切なページにnoindexタグを設定し、サイト全体の品質を維持しながらSEO効果を最大化しましょう。

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